カウンセラーいーちんのブログ

恋愛体験談、家族、コミュニケーション、毒親、アダルトチルドレン、うつ…etc.

恋愛は所詮「セックスの相性」なのか!?

こんにちは、いーちんです。

 

先日あるメールカウンセリングの来談者さんから、

ふとこのような発言があったのです。

 

恋愛において結局セックスが重要ということは、

果たしてふしだらな発想なんでしょうか?

 

ぼくはそうは思いませんけど。

 

 

あるバイト先の先輩の発言

 

以前とある引越バイトをしていたときのことでした。

引越バイトは、たいていドライバーさんと助手、というペアを組み、

一台のトラックで移動しまくるので、

移動中はおしゃべりタイムになります。※サボっていたのでは断じてありません

 

そのときのドライバーさんは、

車のハンドルを握る左手薬指にキラリと光る結婚指輪が。

 

思わず助手であるぼくは、先輩ドライバーに質問をしたのです。

「奥さんとなんで結婚したんですか?」

 

すると、

「まー、なんとなくです」

 

300%期待を裏切る回答が帰ってきたわけですが。

 

ただそれだけで話が尽きることもなく、

そのご夫婦の結婚生活の話をしていたその矢先!

彼の口から問題の発言が飛び出てきたわけです。

 

「男と女なんて、

ケンカしてもセックスすりゃ仲直りするじゃないすか」

 

というわけで、

ぼくもその思想を信じるに至ったわけです。

現にそういうこと、ほんとに多いですからね。

みなさんはどうですか??多いでしょ?

 

まぁ、綺麗なことを言うとすれば、

セックスは男女(もしくは男男、女女)の信頼関係を

確認するためのコミュニケーションなんですよ。

 

裸で向き合うわけですからね。

粘膜と粘膜をこすり合わせるわけですから。

もはや心を開く一歩手前、とすら言えるところまで、

開いちゃってるわけです、お互いの身体を。

 

そりゃ、仲直りもしますよね。

 

 

身体の相性チェック

一方、お付き合いが長くなってからのことを考える前に、

付き合いはじめるときのことも考えてみましょう。

 

みなさんは、付き合いはじめて相手を好きになったとします。

けれど、まだセックスはしていません。

そのとき、一瞬不安がよぎります。

 

「この彼(彼女)と身体の相性が悪かったらどうしよう…」

 

そうなんです。

その時点でもう相手に対する好意は強まってしまっているんですね。

 

そしてそこで不安がよぎるということは、

知らないうちに「セックスの相性は重要である」と思い込んでいることを

物語っているのです!でしょ!?

それに、その裏返しとして、

「セックスの相性が合わない人とは、人生の伴侶になれない」

ということも潜在意識なのか意識上なのか知らんけど、信じているわけです。

 

そして、こんなエピソードがあります。

それはぼくが、フラメンコのスタジオで受付のアルバイトをしていたときのこと。

社長は40代後半の美人フラメンコダンサー。

情熱の国スペイン発祥のフラメンコを踊る彼女たちの世界。

さぞや恋愛においても情熱的な情事を重ねてきたことでしょう。

 

そんなフラメンコ女社長と恋愛の話をしていたときのこと。

彼女からこんな発言が飛び出したのでした。

 

「そりゃ、まずは

身体の相性からチェックしないとね!オホホ!

 

確か、ぼくが誰かと付き合いはじめたときのことを、

彼女に相談していたんだと思います。

23歳で童貞をようやく捨てたような純情なぼくには、

あまりにサバサバした、しかし人類の本質を突く発言に、

思わず後頭部をトンカチで、

いや、シティハンターばりの、重さにすると数トンのハンマーで

叩かれたような衝撃を感じたのを覚えています。

 

と、いうわけで、

 

「恋愛のことはじめは身体の相性チェックから」

 

みなさんよく覚えておいてくださいね。

もちろん避妊はちゃんとした上でチェックしましょう。

避妊をしてくれるかどうかすらも、

チェック項目に入れてもいいかもしれないですね、女性からすると。

いや、男性からしても、か。