【仕事】退社・転職するときは“潔く”がベスト!!
こんにちは、いーちんです。
今日は会社の同僚の送別会でした。
中国は、おそらく日本以上に社員の出入りが早く、
ぼくが入社した2年半前からはだいぶ顔ぶれも変わっています。
まわりに退社・転職していった人たちのことを見ていて思ったことを書きたいと思います。
- 「前向きな退社」と「後ろ向きな退社」
- 前向きな退社じゃないといけないのか?
- “潔く”がどんなときもベスト
「前向きな退社」と「後ろ向きな退社」
退社にもいくつかタイプがあります。
「結婚するので、退社します」
「やりたいことが他にあるので退社します」
「親族が病気のため、実家に帰らなければならないので退社します」
「ステップアップのために転職したいので、退職します」
こんなところでしょうか。
どれもごもっともに聞こえるものを選んでみました。
でも、ニュアンスが違うと、退社のときに同僚に与える印象や、
自分自身が気持ちよく退社できるかが違ってきます。
例えば、
「結婚するので、退社します」
はごもっともですが、彼女自身がその会社での仕事や環境に不満を抱いていたら、
「逃げるように寿退社していていった」
と思われるでしょう。
例えば、
「やりたいことが他にあるので退社します」
は、言ってることは間違っていないように聞こえますが、
これもその会社に不満を抱いて、その仕事をまっとうせず毎日ダラダラ仕事をした上での退社だとしたら、誰も気持ちよくはないはずです。
例えば、
「親族が病気のため、実家に帰らなければならないので退社します」
というのも、本当だとしたら、致し方ないかもしれませんが。
このようにウソをついてまで辞めようとしたことが社内にバレバレだとしたら、これまた誰も気持ちよくはありませんね。なんかモヤモヤとしたものが残りそうな…。
そして、
「ステップアップのために転職したいので、退職します」
こちらは、もし今の会社に不満もなく、且つ次の職場が決まった転職のためだとしたら、誰も気持ち悪い人はいないかもしれません。
つまり、
「後ろ向きな退社」:今の職場に不満があって逃げるようにする退社
「前向きな退社」:正当性ある理由があって積極的にする退社
の2つに大きく分けることができます。
だから、多くの人が、
「後ろ向きな退社」を「前向きな退社」にするために、
ウソをついたり、タイミングを図ったりして退社するのです。
前向きな退社じゃないといけないのか?
こう考えてくると、「後ろ向きな退社」は本当によくないことに聞こえてきますね。
なんでなんでしょうね???
- 「逃げる」という行為に嫌悪感を抱く人が多い
- その会社に不満を持つ、ということは、そこにいる人たちが正しいと思うものを否定することになる
この辺りかなぁ。
正直、逃げてもいいじゃないか、と思うんですが…。
一定の成果を出さないとその会社を辞められない、っていうのは、つまりー、責任を全うしたってことになるのかな?
でも、それって自分の判断に対する責任ですよね?もちろん会社は採用費用や教育費用など人事費は負担しているけど、そこにリスクがあることは事前からわかっているわけで。それはその人個人の勝手のはずなんですが。
だし、逃げた上で、よりよい環境に身を置いていたら、それはある意味で「前向きな退社」になるですもんね。だから、結局はその人個人の人生の問題なんだと。
「2」については、
その職場に不満を持っていても、そこにいる人たちとはそもそも違う人間なんだから、関係ないと思うんですが。
だから、やっぱり退社するその人自身がどう思うか、が一番重要なのかな。
“潔く”がどんなときもベスト
というわけで、「後ろ向きな退社」を「前向きな退社」にするシンプルな方法を提案します。
それは、“潔く”退社する です。
例えば、
「この会社はいいところもあったんですが、わたしには合わないと思って…」
なんて弱気なこと言わずに、
「わたしはこの会社の『成長が最も重要』という方針には沿えません。
成長しなきゃいけないくらいなら、仕事はやめて主婦します」
いやー、潔いですね。
否定することはしっかり否定している。
これ、実際にぼくの以前の同僚の話です。
強気で、誰の意見も聞かず、自分の意見ははっきりと主張する潔さ。
つまりは、自分の人生を最優先しているんですね。
ちなみに、このセリフを言って退社した彼女は、中国人でした。
ぼくが思う中国人の印象は、我慢しませんし、ワガママです。
だからこういうセリフが言えるんでしょうねぇ。
人の目ばかり気にする八方美人の日本人にはない、いいところだと思います。耳が痛い
実際、中国の会社は人の入れ替わりが激しく、
1年で3回くらい転職するような人もいます。ぼくの友人に。
でも、大概幸せそう。
人の流れは、血液のようなものなんだから、
日本ももっと流動的になると、何かと活性化されて、みんな幸せになれるんじゃないかなと妄想してます。
というわけで、話を元に戻して、
仕事は人生の大半をしめる大事な要素です。
自分のために退社・転職をする、と思って、胸を張って退社・転職しましょう。