メールカウンセラーとしての心得5選
こんにちは、いーちんです。
先日、メールカウンセリングのご依頼を受けました。
coconalaというポータルサイトで、
サービスページをつくって、受け付けています。
というわけで、ぼくがメールカウンセリングをする上で気をつけていること、心得5選をご紹介します。もちろんほんとはもっとあるけど
- 決めつけない
- 確認する
- 認める
- ねぎらう
- ゴールを決めない
決めつけない
つまり、「○○と言っている、ということは、絶対この人は××というタイプだな、ふふふ」と言ったことを決めつけない、ということです。
推測は必要ですが、それを決めつけてカウンセリングをつづけると、ズレや歪みが生じてしまいます。
その違和感は、こちらが気づいていなくても、クライアントは気づいている可能性があり、違和感は本人の窮屈感、そしてカウンセラーへの不信感につながってしまうはずです。
カウンセリングは信頼関係が大切ですから、それはよろしくないですね。
確認する
決めつけるのはいけない、とは言っても、クライアントのことを知ろうとすることは必要になってきます。
なので、推測した結果を、クライアントに確認するようなやり取りが必要なことがあります。
「○○とありますが、これは××ということでしょうか?それとも△△ということでしょうか?」
という具合に、こちらから可能性のあるものを列挙し相手に選択肢を与えることが、クライアントの安心感につながります。
認める
これは言い換えると「否定しない」でしょうか。
クライアントの発言したこと、推測される感情を否定せず、「そうですね、そういうことあるよね」と認める。
悩みや困ったことのあるクライアントは、往々にして自身の素直な感情を抑圧していることがあります。
ですから、それを表に出してもらって、自身に認め受け入れてもらうことが大切です。
というわけで、こちらはそれを表に出す作業をお手伝いするわけなので、否定して蓋をしてしまってはよろしくないわけです。
ねぎらう
とりわけはじめのメールをいただいたときには、「ねぎらう」ことが必要です。
悩みを重ねて辛くなったが故に、カウンセリングを受けようと思って連絡をしてきてくれたわけですから。
それに、カウンセリング期間中も、他に相談する人があまりいない、もしくは友人知人だけでは支えきれない苦しみを抱えている状態にある可能性が高いので。
ねぎらうことで、ひとりで抱えている感覚を和らげてもらうことが必要です。
「寄り添う」という感覚に近いかもしれませんね。
ゴールを決めない
もちろん、抽象的なゴールは存在します。それは「クライアント本人の悩みや苦しみが薄れ、快方に向かうこと」です。
ですが、カウンセラーが具体的なゴールを決めることはしません。
「この人は依存症に苦しんでいるから、仕事に専念させて、エネルギーの矛先を変えることがゴールだ」
と、クライアント本人の意向を無視して決めてしまっては、その方自身の問題を「解決してあげること」になってしまいます。
あくまでカウンセラーは、クライアント自身が問題を解決することの手助けをするのが勤めです。
ですから、ゴールを考える・決める手助けはできても決めてあげることをしてしまうと、クライアントのためにはならないはずです。
もっとあるので、随時更新していきます。
日々勉強勉強。