カウンセラーいーちんのブログ

恋愛体験談、家族、コミュニケーション、毒親、アダルトチルドレン、うつ…etc.

ぼくがメールカウンセラーになりたいと思った理由(わけ)①家族と心理

こんにちは、いーちんです。

 

ぼくは現在、主に恋愛をテーマに、

メールカウンセリングサービスをしています。

 

coconala.com

まだまだ未熟者ではあるんですが。

それでも、メールカウンセラーをしようと思った、

その背景や理由があります。

 

自分でもまとめておきたいと思ったので、

今日はそれをお伝えする記事を書きます。

 

ちょっと長くなりそうなので、

4回に分けますね。

 

【理由①】

家族と心理に興味を持って生きてきた

 

 

「悩む」が趣味

そもそもぼくは10代の頃、

ひとりで悩んでいることが多い少年でした。

 

両親は共働きで、

家に帰ってもいるのは祖母だけでしたし。

もちろん祖母にも相談はしていましたが、

自分の悩みを話す相手があまりいませんでした。

 

もしくは、

ほんとうに悩んでいる問題こそ、

家族には話しづらかったようにも思います。

「そんなこと、大したことじゃないよ」

とないがしろにされるのが恐かったのかもしれません。

いーちん家の人々は、

ぼく以外はみんな体育会系といいますかw

ぼくだけ、メンタル繊細なよなよ男子だったのでw そこまでではないかな

 

 

一方で、「悩む」とか「突き詰める」

というモノの考え方は好きでした。

 

覚えているのは、中学生の頃、

「自分はなぜ自信がないのか」というのを

紙に書いて、自分なりに考えて、

方針を立てて、タスクリストをつくって、

それを部屋の壁に貼ったりしていました。

 

その頃から、悩むことが、

まるで趣味のような子どもだったのかもしれませんね。

 

なので、「心理」といいますか、

人間の心の問題には興味を持っていたんだと思います。

 

「どうしてなんだろう?」「なんでなんだろう?」

という問いを、自分で立てて、遊んでいたのかもしれません。

もしくは、その問いが解けたら、

今の自分の苦しみは、必ず晴れるはずだと

信じていたのかもしれませんね。

 

 

うちの家族はふつうなのかそうでないのか

ぼくの家族は、大人になってから気づきましたが、

それなりに波瀾万丈な、複雑な家庭だったんです。

 

父は両親を高校生のときに立て続けに亡くし、

ずっと孤独に生きてきた人。

母はあまり仲のよくない歳の離れた三姉妹の末っ子。

ふたりは恋愛結婚をしましたが、

共依存関係の夫婦。

 

ぼくには姉がいて、母の両親、

つまりぼくの祖父母と6人家族でした。

祖父がなくなると、

家庭内の力のバランスが崩れたのか、

父と祖母の仲が悪くなり、

それも関連してか父と姉も仲が悪くなり。。

 

なので、なんだか家にいても落ち着かないというか。

それに違和感を感じていたのか、

他の家族のことにも興味が湧き。

「家族」というもの自体にも興味が湧いていったのかもしれません。

「家族」って一体なんなのかなぁ、って。

 

ほら、

家族って、おもしろいじゃないですか。

家族の外の世界を、人は「社会」と呼ぶくせに、

実は「家族」自体も小さな「社会」だったりして。

 

家族はまったく社会と関係がないように見えて、

(もしくはその関係を意識することはあまりない)

社会の影響をすごく受けていたりしますよね。

 

ぼくが小さかったころ、約25年前は、

今より多様性が認められていない時代でした。

まだバブルの名残という恩恵を受けていた時代でしたから、

どの家庭も中流階級でいられるという理想を追っていて。

でも、実際はバブル崩壊の影響で、

中流からこぼれ落ちていく家庭がたくさんあって。

 

他の家族と比べても、問題の解決にはならないのに、

どうしても他の家族(理想の中流家族)と

自分の家族(それからこぼれ落ちた家族)を

比べざるをえない時代だったのかなって。

 

そんな時代に、思春期を送ったぼくは、

「家族」というものにとっても興味を持っていきてきたんです。

 

「心理」と「家族」は切り離せない要素

もちろん、100%とは言いませんが、

人のメンタルと家族って密接に結びついているんじゃないかな、と。

 

そもそも人格の形成、発達の段階を、

人間は家族とともに過ごしますし。

 

逆に言えば、

大人になった現在、いわゆる生きづらさを感じているのは、

先天的な要因よりは、後天的というか。

教育環境、その人の家庭環境が

大きく影響しているんじゃないかな、って。

 

もちろん、全部が全部ではないんですけどね。

 

なので、そういう視点からも、

「心理」と「家族」というのに、

ぼくはとっても興味を持っているんです。

 

 

長くなりましたがw

この話はメールカウンセリグというよりは、

メンタルヘルスやカウンセリング全般ですね。

ぼくがこの業界で仕事をしたいと思った理由のひとつを

お話させていただきました。

 

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