田舎暮らししたい若者とシェアしたい、移住する上で必要不可欠な1つのこと
こんにちは、いーちんです。
ぼくは、とある日本の田舎の県に、
約5年間住んだ経験があります。
行政の事業で、とあるNPOが受け入れ先となり、
そこでスタッフとして働きながら、生活をします。
ぼくの場合は、任期は1年。
その後定住したい場合は、受け入れ先が仕事や就職先を探すのを手伝ってくれる、
という契約で移住しました。
その経験から、
もしあなたが若者で、これから田舎暮らしをしたい、
田舎に移住したいと思っているとしたら、
伝えたいこと、シェアしておきたいことがあります。
目的を必ず持ってから移住
そう、田舎に移住するうえで、
目的をみなさん、持っていますか?
といっても、それは、
「田舎に移住したい」
というものだけでは、あまりにも中身がなさすぎます。
例えば、
- その田舎町に住んで、地域活性化のお手伝いがしたい
- 若者の少ない地方で、企業をして地域貢献したい
- 若者の少ない地方で、お年寄りの生活を楽にする事業がしたい
などなど。
つまり、自分が「田舎暮らしがしたい!」というだけでは、
田舎暮らしがうまくいく可能性は限りなく低くなるでしょう。
というのも、
移住には、受け入れ先というものが必ずあるからです。
日本で田舎に移住する場合は、
その田舎の町、町に住む人々、行政、企業など、
受け入れ先の人々や組織と、少なからず関わって生きていく必要があります。
都会と違うのは、コミュニティが非常に小さいということです。
わかりやすく言うと、
友だちの友だちが友だち
みたいなことがよくあります。
ですから、人と接せずに生活をしていく、というのはあまり現実的ではありません。
なので、
その田舎町の人々に受け入れてもらえるか、
というのは、けっこう肝なんですね。
そのときに、
受け入れ先の人たちが移住してきた自分に対して、
何を期待しているのか、何を望んでいるのか、を何も考えずにいると、
「あなたはいったい何者で、何をしにここにきたの?」
と思われてしまいかねないんです。
もちろん、高齢者が年金暮らしを田舎町でしたい、
という目的であれば、
「あぁ、じゃあ楽しんでくださいね」
で終わる話なんですが。
もしあなたが20〜40代の若者(田舎では40代も立派な若者)であれば、
- あなたに何ができるか
- あなたがその田舎町に対して、何をしたいか
- 移住したあと、どのように人生を歩みたいか
といったことを、
漠然とでも考えておく必要があります。
でなければ、
仮にその田舎町の人たちがあなたを受け入れてくれて、
毎日仲良く接して、世話もしてくれたとしても、
あなたの仕事や人生に対して、どのように手助けをしたらいいのかわからないんです。
そうなると、どんな悪いことが起こるかと言うと、
- 田舎で何も達成することができず、ただ住んでいるだけになる
- まわりの人たちに、見放される・期待されなくなる
といったことが起こりえます。嫌じゃないですか?
なので、もしあなたが若者で、
これから田舎暮らしをしたい、移住したいということであれば、
移住する目的を、その受け入れ先の町のことも調べたうえで、
仮説でいいので、決めておくべきなんです。
まぁ、会社に就職するのと同じですねw