カウンセラーいーちんのブログ

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メールカウンセリングをやってみて気づいたこと3つ

こんにちは、いーちんです。

 

メールカウンセリングサービスをはじめて、

実際にメールカウンセリングを、

しかも一度も会ったことのない方にたいしてすることで気づいたことがあります。

 

  • 共感性の高いぼくが共感するのが難しい
  • 褒め上手のぼくが褒めるのが難しい
  • 押しつけにならないように伝えるのが難しい

 

と、まぁ、難しいことだらけなんですけどね。汗

 

 

共感性の高いぼくが共感するのが難しい

普段ぼくは、女性の友人といることが多いんですが。

彼女たちによく言われるのが、

 

「いーちんは、共感性が高くて、女性みたい

 

概して、男性は共感性が低く、女性のほうがその点では優れているようでして。

で、確かに、ぼくは相手の話を否定することはほぼ一切しません。

どちらかというと

 

「そうだね、そうだね」

「うんうん、なんかわかる気がするよ」

 

といった反応をよくしています。

否定はしたくないんですよね、みんなそれぞれ事情があるはずなんで。

 

ただし。

メールカウンセリングでは、それが難しい…汗

 

まず、

「そうだね、そうだね」

 

とは、書きづらいw

これだとあまりに節操がないw

フランク過ぎますから。はじめてやり取りをするような人には、

少なくともできません。

 

ただ、

「そうですね」は書けるなぁ、と気づきまして。

この単語を使うことで、相手の話に対して、

まるで相づちを打っているような気持ちになれて、

共感しているのを伝えられることに気づけました。

 

他にないかな、丁寧に共感を伝える言葉

 

 

褒め上手のぼくが褒めるのが難しい

ぼくは、よく人を褒めます。

社内では同僚だろうが上司だろうが、褒めます。

厳密には、いいところを見つけたら、それを伝えているだけなんですが。

 

社内で大げさに、しかもみんなの前である特定のひとりを褒めたりすると、

「こいつ、媚び売ってんじゃねーよ」

みたいに、悪く捉えられるんじゃないかと懐疑的になって。

一時期自粛したときもありましたが。

 

けど、褒めますね。

褒められて、困る人はいても、うれしくない人はいないとぼくは思ってるので。

日本人は全体的に褒めなさ過ぎだし。

 

ただーし。

メールカウンセリングではそれがけっこう難しい。汗

 

なにしろ、

相手のことを知らないので。汗

 

最初の一通目のメールを読んで、いきなり褒めたら、

「あなた、わたしのこと何も知らないくせに、決めつけないでよ!」

って、ふつうなら思うんじゃないかとも思うんで。

 

てことで、やんわりと伝えるようにはしています。

だって、カウンセリングを受けたい方々は、悩んでいるので、

気持ち的に疲れている人が多い、

ないしは、自信を失っていることもあるので。

 

であれば、褒めることで、

ぼくが背中を押してあげたり、その方自身の心のエネルギーを高めてあげる必要があると思うので。

 

たまに、

「自分で自分を褒めよう!」みたいなことを言う人がいますが。

それよりも他人に褒められたほうが、人間何倍も自信を持つことができるはずです。

 

だから、これまた同じで、

押し付けないように、「ぼくは」あなたの褒めポイント見つけたよ、

と伝えたいのです。

 

 

押しつけにならないように伝えるのが難しい

というわけで、押し付けないように伝えることがいくつも出てくるのですが。

 

そもそも前提として、

接触期間の短いクライアント、初見のクライアントの場合は、

とにかく「相手を知らない」という前提で話を進めなければなりません。

 

逆にいえば、

一言二言、一通二通メールをやり取りしただけで、推測して、

 

「あぁ、この人はこういうタイプかな」

 

とか分類することは避けなければなりません。

 

仮に、推測したとしても、

 

「あなたのこの言葉から、こういう印象を受けましたが、いかがでしょうか」

 

のように、確認を促し、クライアントが自身と向き合えるようにする必要があります。

 

 

だから、ほんと、やんわりと伝えるところで、

けっこう神経を使っております。

 

 

ただ、やり取りをしているうちに、

自分でも不思議なくらい、相手のことを理解できてきたりとか、

一緒に問題解決しているような感覚になって。

しかも、自分も気づくことがあったりして。

クライアントの方にそれを共有して、

「そうだよね!?こういうことだよね?それがわかったから、少し前に進んだね!」

みたいな状況になると、なんだかぼくもうれしいのです。

 

 

つまり、ぼくはやっぱり、

問題解決が好きで、

最適解にたどり着いたときに感動をおぼえて、

その感動を人と共有したいんだろうな、

という気づきを最近得ることができました。

 

 

やっぱり、カウンセリングやっていきたいです、うん。