シンプルな生活を送りたい人が、田舎暮らしを選ぶメリット3選

こんにちは、いーちんです。

ぼくが27年間住んで田舎に移住、5年間暮らしてみて、

感じたメリットをご紹介します。

…といっても、以下の目次を見たら、

「とにかく少ない！」というのがわかりますが。

①人が少ない

②モノが少ない

③情報が少ない

なので、「ない！」ということのメリットの実際、ということです。

①人が少ない

はい、高齢者しかいません。

ということはないですが。

具体的には、

今見える景色に人がひとりもいない、

なんてことはしょっちゅうです。

まわりを見渡すと、空と田んぼと畑と家が両手で数えられるくらいしかない、

そして、その視界には自分しかいない、という感じです。

人口密度が低い、ということは、

人1人に対する面積が広い、ということですから。

ほんとうに広々しています。

満員電車とかありえないわけです。

電車に乗って、人に触れるということは皆無です。

そもそも移動はクルマばっかりですから。

クルマのなかだってひとり、もしくは家族や友人とですんで。

もしひとりなら、クルマのなかが１人カラオケ状態です。

大声出しても、誰も文句言いません。

なので、

都会の人口密度に疲れた人は、

田舎に住むとものすごくリラックスできますよ。

リラックスしすぎて、人と会ったときに戸惑うくらいです。

②モノが少ない

買い物が嫌いな人に、田舎はほんとうに打ってつけです。

人は一日に数多の選択をして生きていますが、

それが多過ぎるとストレスになってしまうんですね。

ぼくも、東京に住んでいたときは、

服を買おうとしたときに、

いったいどこの店で、どの服の、どのサイズの、何色を買えばいいのか、

毎回毎回悩んでしまい、

挙げ句の果てに何も買わない、なんていうちょー優柔不断っぷりを発揮していました。

仮に買ったとしても、

「ほんとうにこれでよかったんだろうか…汗」

と後悔してしまい、返品しにいって、店員に嫌な顔をされたことだってあります。

ですが！

田舎ではそんなストレスは無縁です！

だって、ユニクロと無印しかないんですから！

服を買おうとすると、若者だったぼくは、

クルマで30分くらいの場所にあるイオンモールによく行っていました。

けど、そこにはユニクロと無印しかなかったんですよ！

そこでぼくが感じたのは、

「やったー、これでムダに悩むことがなくなった」

毎回同じ店なので、サイズで悩むことが激減。

デザインも基本コンセプトは同じ。

色も、同じ店で買えば、よほどセンスの悪い色選びをしなければ、

だいたいいけます。

値段も手頃なので、好きなものを買えばいいですしね。

田舎に住んだら、勝手に選択肢が減ってくれました。

ほんと、気が楽になりました。

③情報が少ない

東京の町、とりわけ池袋・新宿・渋谷を歩いているあなたは、

ふだん何を見ていますか？？

今どきはケータイですかね？

それとも、人の服装でしょうか？

それとも、思い出せないでしょうか？

気づかぬ間に、きっとみなさん、

街中にある広告を見ていると思うんですね。

電車の中刷り広告やお店の看板、

デパートの壁から垂れる横断幕風の広告。

コンビニや書店にならぶ本や雑誌の表紙。

人の服装だってときには広告になりえます。

店先においてある商品は、もはや広告でなく、商品そのもの。

とにかく購買意欲をそそるものがあまりにも多いと、

ぼくは東京にいたときに感じていました。

次から次に現れる広告や、その他の情報で、

気づかぬうちに頭がパンクしそうになっていた、

そんな気がしています。

でも、ご安心ください。

田舎には広告なんてほとんどありません。

というか、あるにはあるんですが、

ほとんど変わらないんです。

むしろ、広告が目印になっているので、便利なくらいで。

全体的に情報が少ないんですね。

なので、情報に振り回されることはなく、

いつもなにかに追われていたり、

頭がパンクしそうになるストレスに悩まなくて済むんです。

で、自分が情報を得たいと思ったときだけ、

ネットを使ったり、書店にいったりすればいいんです。

情報に対して常に主体的に動ける、というのもメリットなんですね。

というわけで、

シンプルな生活をしたい人には、

田舎は向いていると思います。

断捨離が好きな人とか、いいと思いますよ。

たぶん他にも田舎に住むメリットは山ほどあるので、

またまとめたいと思います。