田舎暮らしを始める前に期待していたことと実際3つ

こんにちは、いーちんです。

ぼくは田舎暮らしを5年間してみたんですが。

移住する前に期待していたことがいくつかありました。

実際はどうだったのか振り返ってみます。

• 自然が多い
• ストレスが少ない
• 穏やかな人たちが多い

自然が多い

確かに自然は多いです、そりゃ当たり前です。

街中に住んでいましたが、

家の二階から遠くに山が見えますし。

空も広いです、建物の高さが低いんで。

ただ、ぼくの描いていた田舎暮らしとは違いました。

ぼくが憧れていたのは、まわりを畑と田んぼに囲まれた家で、

舗装された道路もほとんどなく、

コンビニとかビルはなく、

クルマの音とかほとんどしない。

そんな日常のイメージだったんです。

なので、実際はそのまったく逆でしたね。

そもそも、到着した駅のまわりは商店街で、

けっこう大きなスーパーがのビルがそびえ立っていました。

道路は舗装されてますよ、当たり前です、クルマ社会ですから。

コンビニは歩いて10分くらいの場所にあって、

そこにたどり着くまでずっと店や家が並ぶ道を歩いていきました。

クルマの音は、まぁさすがに夜はあまりしませんでしたが、

昼間はふつーにありました。

道ばたでも、クルマとすれ違うことがしょっちゅうです。

こういった環境については、ほんと場所による、ということです。

ぼくが住んでいた田舎は、

県の中でも5本の指に入る町だったので。

それに、田舎でも自然に囲まれた原始時代のような生活をしている人たちは

ほとんどいないんで。

ただ、仕事で毎日山仕事をしたりはしてたので、

自然に触れる機会は多くて。

そこは期待に応えてもらえた部分でした。

空が広くて解放感があったり、

建物の外に出れば山が向こうに見えるのも、

東京では味わえない体験でした。

ストレスが少ない

ストレスあります！！

もちろん、朝9時までに満員電車に揺られながら出社して、

夜23時過ぎの終電で帰る、とかいう生活はないので。

そういう追われるがためのストレスはありません。

東京のような、人・モノ・情報に押しつぶされそうな窮屈感もないです。

じゃあ、なにがストレスかというと、

案の定それは人間関係です。

聞いたことありませんか？

田舎はコミュニティが小さい分、

噂が流れやすいということ。

いい噂が流れてくれればいいんですが、

悪い噂が流れると困ります。

例えば、

ぼくが自分の家に当時の彼女を連れ込んだわけですが。

それはふつうに地域に筒抜けなわけです。

その後上司のおばさんに、

「いーちんは何をするのかわからん」

と言われたんですが、きっとそういったことなのでしょう。

田舎の人たちは、東京に比べて暇なんでしょうね。

あとは、

彼女とドライブデートをしていたら、

急に知り合いのお兄さんからメールがきて。

「おまえ、今オンナと遊んでるだろ」

えー、いつすれ違ったのー！？

ということで、油断も隙もあったもんじゃないわけです。

そんな具合に、常に他人の目が気になってしまいます。

要領よく、他人の目を利用するくらいじゃないと、

田舎ではうまくやっていけないかもしれませんね。汗

穏やかな人たちが多い

これもまた地域によります。

ぼくが住んだ地域は、県のなかでも、比較的よくしゃべる人が多いというか。

けっこう日本人にしてはストレートにモノを言う人たちが多かったように思います。

ですが、

他の町に行くと、県のなかでも文化がちがうんですね。

ほとんど言葉に出さないことをよしとしているようでした。

また、海辺の町にいくと、

口調があらいことあらいこと。汗

ストレートにモノを言ってくれるのは、

ぼくにとっては好ましいことでしたが。

口調が激しいので、けっこうビビってしまいました。

それと、

コミュニケーション以外にも、

東京に比べると、スマートさに欠けます、田舎の人たちは。

だから、ちょっとしたことで小競り合いというか、

言い合いをしていて。

自己主張が激しかった印象です。

おそらく、狭い町で、

みんな自分の立場や居場所、権威を守ることが当たり前になっているんでしょうね。

これは、ほんとぼくは苦手なので。汗

困りましたね。

言わないと負け、っていうのが面倒でした。

田舎に住んでみたいみなさんは、

どんな期待をしていますか？？

その町の人たち、それとその町に住みはじめた都会出身の人たちに、

できることなら、事前に話を聞いてみるといいですよ。

けっこう当たってるはずなので、参考になります。