カウンセラーいーちんのブログ

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「日本の社会問題相関図」をつくってみた

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こんにちは、いーちんです。

最近、こんな本を読みまして。

 

縮小ニッポンの衝撃 (講談社現代新書)

 ザックリ言うと、2060年までに約30%の人口が減少する日本で、

今現在の問題と、それに対する取り組みについて、

NHK取材班がまとめた番組の書籍版です。

取り上げた地域は、東京都豊島区、北海道夕張市、島根県雲南市、

そして、神奈川県横須賀市。

 

これを読んでいて、

日本全体の社会問題について、

ぼくは何がわかっていないのか気になって、

冒頭の画像のような「日本社会問題相関図」

自分なりに簡単に、つくってみたんです。

 

社会問題といっても、

それが単体で日本の各地で起こっているわけではないじゃないですか。

どれもが関連があるかもしれないし、

これだけ日本に危機感が募っているなら、

効率的に、抜本的で一番効果的な解決策を

実行に移す必要がありますよね。

ほら、財政的にも日本は厳しいわけで。

お金の使い道って意味でも、

しぼったほうがいいんじゃないかなって。

 

それと、

上海に住んでいるとはいえ、

ぼくは日本人なんで。

日本を簡単に見捨てるわけにはいかないんです。

 

だから、日本社会とどのように関わっていったらいいか

考えるためにこういう日本の全体像は知っておきたいな、と思って。

 

つくって、気づいたことをいくつか書きますね。

 

いったい何が根本的原因なのか

これは気にはなりますが、

おそらく1つに特定はできないでしょうね。

できてたら、今頃解決してるかもしれませんしw

 

人口減少の原因は、

もちろん出生率の低下なんですが。

けど、そのまた原因はというと、

離婚率上昇や晩婚化もあって、

で、またその原因は、

正規雇用枠が減っていることがあげられるかな、と。

 

まぁ、話はそんなに単純ではないですよね。

文化が多様化していることも理由ですし。

離婚しても幸せ、片親でも幸せになれる、とか。

ただ、そういう多様性が生まれたこと自体は、

ポジティブな面とも捉えられます。

 

じゃあ、多様性をなくすのか!?

というのは、現実的な対応じゃないですよねー。

離婚はだめ!とか、シングルマザーはいけません!とか。

社会のなかで阻害される人が増えて、

国全体の幸福度が下がりそうです…。

 

話を元に戻して、

となると、正規雇用を増やしたら、

出生率がアップするのか、というと、

うーん、どうなんでしょうか。

 

増えるとは思いますが、

どれほどまでに増やしたいのか、にもよりますね。

 

そもそも、なんで正規雇用が減ったんでしょうか!?

これはまた追々調べたいです。

 

 

人口縮小の結果は?

人口が減少すると、どんな減少が起こるんでしょうか?

 

地方では、地域活動の担い手がいないことが問題です。

後継者不足、というやつですね。

そもそも少ない地方の若者が、

このまま都市部に流出すれば、税金納付者の数も減るので、

財政難が悪化しますね。

で、地域活動の担い手が少なくなっているのに、

それを行政の財源でまかなうこともできなくなる。

(というか、現在すでにそうなっている)

 

全国的にも、

税金を収める人口が減るので、

必然的に行政は財政難に陥ります。

高齢化率は今後も上がるので、

それを支える福祉サービスに投入できる資金が、

乏しくなっていく、ということかな。

 

なので、やっぱり財政難っていうのはキーポイントか。

それを経由して、

今後も日本が赤字国債を増やす(国の借金を増やす)と、

果たして日本はどうなってしまうんでしょうかね。

 

結局、経済を支えるのは「人」ということなのかな、と思いました。

現代は経済戦争の時代だ、なんていわれていますが、

戦時下において人口が少ないと弱い国になっていくように、

経済戦争時代の現代も、

結局人が少ないと、担い手がいなくなってしまうんですよね。

 

それと、

人口が減ると、国内のマーケットが小さくなる、

というのもあります。

商品を作ったり売ったりする人が少なくなる一方で、

買う人も少なくなる。

お金やモノの流れや量が少なくなります。

つまり、経済が活性化しなくなります。

 

すると、どうなるのか!?

ちょっとこの辺もまだ不勉強なので、

今後追々勉強していきたいです。

 

とりあえずは、マーケットの縮小に関しては、

もう少し海外に進出することも考えた方がいいように思います。

外国語話せない、海外に行ったことがない日本人が、

多過ぎませんかね。

それじゃあ、「海外に進出!」と聞いても、

ピンとこないじゃないですか。

 

 

問題の複雑化と対応の遅さ

この図を書いて、

状況が複雑だなぁ、と感じました。

矢印が入り乱れてますからね。。汗

 

日本という国の動きは、とっても遅いなぁと、

中国にきて思うようになったんですが。

 

理由は…文化もあるとは思いますが、

実質的には、財政難と問題の複雑化、なのかな。

 

その点、

中国は対応がとてもシンプルでスピーディーです。

お金もありますから。

 

以前までは一人っ子政策をとって、

人口がふくれあがるのを抑止していましたが。

2013年には緩和されて、2015年には廃止されました。

中国は日本と同じ少子高齢化の問題が出てきたので、

対応を始めたようです。

 

日本も、これくらいスピーディーに対応したらいいんじゃないかな、

と思うんですが…。

なんでできないのかしら。

やはり赤字国債(借金)ってそんなにたいへんなのかしら。

 

この点も追々勉強していきたいです。